successIPO (IPO準備会社を応援するブログ)

IPOコンサルタントをしている公認会計士が、IPOを目指している(又はこれから目指す)企業さんやIPO業界関係者の方にとって参考になる情報を提供していきます。

30社がJ-SOX「重要な欠陥」! (6/26現在)

いよいよ3月決算のJ-SOX初年度の状況が出揃ってきました。

6月26日までに30社がJ-SOX「重要な欠陥」を公表,報告書提出企業の1.5% (日経 ITPro)

以下引用です。

>同日(注:6/26)までに内部統制報告書を提出したのは1985社。そのうち,重要な欠陥を公表したのは合計30社で,提出企業の1.5%である。

> 米Audit Analyticsの調査によれば,米SOX法の早期適用対象となった大企業3700社のうち,J-SOX(日本版SOX法)の重要な欠陥に相当する「重大な欠陥」を報告したのは,16.9%だった。米国に比べ,日本は重要な欠陥を報告した企業の割合が非常に低いといえる。

>6月26日に重要な欠陥を公表したのは,以下の21社。葵プロモーション,アーク,アールビバン市光工業岩崎通信機カラカミ観光KFE JAPAN,コタ,サハダイヤモンド,セントラル硝子,ソリトンシステムズダイキン工業,滝沢ハム,東京美装興業,日本ケミコン,バルクホールディングス,ビーアールホールディングス,フォスター電機ミツウロコ,ヤマシナ,横浜丸魚


まだ、全てが出揃ったわけではありませんが、この「1985社中、30社(1.5%)」という割合について、皆様どう思われますか??
(2年前位には、J-SOX初年度は多量の「重要な欠陥」が出るという風潮があったような気がしますが・・・・)