先日の事件を受けて、会計士協会から「会長声明」が出ています。
●事件
インサイダー取引:会計士を懲戒処分−−金融庁 (毎日.jp)
●会長声明 『公認会計士のインサイダー取引について』 (日本公認会計士協会)
会計士がインサイダー取引を行うということは、「公認会計士監査制度の信頼を揺るがす事態を招くだけに深刻」なものとして、
「会員(=会計士)に対しては、改めて、会計プロフェションとしての職業倫理の自覚を強く訴える」という声明文です。
(「今回の事件は、監査業務を通じて入手した情報をもとに行われたものではなく」という補足説明をわざわざしています)
この「職業倫理」はとても大切だと思います。
インサイダー情報というレベルでなくても、仕事柄、周囲には「下手に他言できない情報」が沢山あります。
情報管理を少しでも疎かにしてしまうと、生きていけない業界と強く認識していますので、これからも気をつけていかなければと改めて思いました。
(過去記事)
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