5/28に TOKYO AIM 第2号の五洋食品産業が上場しました。
五洋食品産業 舛田社長「上場は広告と資金調達の手段」(Nikkei.com)
以下は、記事からの引用です(舛田社長のインタビュー)。
「だが現在、当社は3期連続赤字で債務超過。このタイミングでは普通の市場では上場できない。そこにAIMという、数値基準がなく柔軟に対応してもらえる市場があることを知り、うまく合致した。上場を発展のツールとして使いたい」
国内の他の市場へはIPOできない企業に、機会を提供したという点では、同市場の存在価値があったということでしょうか。
初値は、公募価格(正確にいうと公募ではなく「特定投資家向け取得勧誘価格」)と同額の2,000円だったそうです。
ただ、ここで注目は、上場初日の売買(出来高)は、「100株(9:00)」のみだそうです(金額でいうと20万円)。
「プロ投資家」向け市場で、20万円の売り注文&買い注文で売買成立というのは・・・・・な気がします。
【参考過去記事】
TOKYOAIM第2号五洋食品産業 上場時ファイナンスサイズを大幅縮小・・・・(12/05/11)
TOKYOAIM第2号五洋食品産業の上場時ファイナンスに暗雲が・・・・(12/04/10)
TOKYO AIM第2号 冷凍洋菓子製造販売会社 「五洋食品産業」(12/02/23)
メビオファーム 上場時の増資を「中止」(11/07/09)