米国のIPO動向に関する記事を見つけましたのでご紹介します。
米国のIPO市場は病んでいる(Market Hack)
こちらを読むと、日本と同じような状況なのだなぁと改めて思いました。
以下、同サイトからの引用です。
新規公開市場が駄目になったひとつの理由としてパトリコフは余りにもキツすぎるSOX法(サルベインズ・オックスレー法)の成立を挙げています。 |
或る程度の時価総額の規模を持てない小さなベンチャーは仮に株式を公開しても「ゾンビ銘柄」のような流動性の低い状態に放置され、誰からも顧みられなくなってしまうのです。 |
その一方でベンチャーやIPOの市場は一握りのピカピカの企業(たとえばFacebookなど)を大手のVCや機関投資家が奪い合うという構図になっており、個人投資家は有望な若い企業の存在に気付いていたとしても蚊帳の外でぜんぜんその投資に参加出来ないという、「持てる者」と「持たざる者」の断絶が広がっているのです。 |
原文(英語の論文)が参照されていますので、関心あるかたはどうぞ(私は、英語ダメです・・・・)。
これからの新興市場の活性化のためには、上記のような状況に対しての「対策」が望まれるところです。