successIPO (IPO準備会社を応援するブログ)

IPOコンサルタントをしている公認会計士が、IPOを目指している(又はこれから目指す)企業さんやIPO業界関係者の方にとって参考になる情報を提供していきます。

勝ち組と負け組 (好循環と悪循環)

多くの会社が年度末に向けて、業績面の追い込み時期にかかっているところかと思います。

仕事柄、いろいろな会社さんとお付き合いさせて頂いていますが、ただの一般論ではあるものの、いろいろな局面で同じようなことが起こっていることに気づきました(そんなことを今さらと突っ込まないでください)。


それは、


【勝ち組のパターン(好循環)】

?頑張った結果として、早い時期に今期の予算達成のメドが立った
          ↓
?余裕があるので、目先ではなく、早めに来期に向けた準備(需要調査・商品開発・提案活動などの種まき)に着手
          ↓
?その後、翌期になって、?の活動のお陰で順調にスタートダッシュ(採算の良い仕事などを上手に獲得)
          ↓
?いわゆる勝ち組のパターン (以下?に戻る)


ということです。


逆に、以下もありがちです。


【負け組のパターン(悪循環)】

?成績不振で、今期の予算達成のメドが全く立たない
          ↓
?余裕がなく、とにかく目先の成績を出すことに必死、来期に向けた準備(需要調査・商品開発・提案活動)などやる状況にない
          ↓
?その後、翌期になって、何も準備(種まき)をしていないのでいきなり大苦戦(なかなか仕事がとれず、とれても採算が悪い仕事ばかり)
          ↓
?いわゆる負け組のパターン (以下?に戻る)



このことは、会社全体(会社と会社の競争)だけでなく、ひとつの会社の中でも起こっています。
成績優秀な部門は、上の勝ち組のパターンを確立しており、毎年目標を順調にクリヤーし、イマイチな部門は、負け組パターンに入り込んでしまい、なかなか低迷から抜け出せなかったりしています。

上手く結果が出た時に、それに安堵せずに頑張りぬくと、その先に「好循環」が待ってるようです(結果が出てもそこで慢心してしまったりすると残念な方向に・・・・)。


私も、「悪循環」に入り込まないよう頑張ろうと思いました。