エンロン問題を機に、消滅してしまった名門会計事務所「アーサーアンダーセン」に関する実録本です。
![]() |
中古価格 |

読んでみた感想ですが、あまり惹き込まれるような中身ではないものの、監査調書を隠滅(シュレッダーしまくり)の話や、アンダーセンコンサルティング(現 アクセンチュア)が分離するにあたっての内部抗争などが書かれており、「へぇ、そんなことがあったんだ」と知らされることがいろいろありました。
改めて、「監査業務(保証業務)」と「コンサルティングサービス」の同時提供問題(利益相反)の難しさを考えさせられる内容です。
本書を読んで、特段何かを習得できるということはありませんが興味ある方はお読み頂ければと思います。
【参考記事】
読書録