successIPO (IPO準備会社を応援するブログ)

IPOコンサルタントをしている公認会計士が、IPOを目指している(又はこれから目指す)企業さんやIPO業界関係者の方にとって参考になる情報を提供していきます。

(反社対応)平成19年警察白書より

先日の記事にて、反社会的勢力は超重要です を書きました。

しばらくこれ(反社会的勢力)に関連するテーマを書いていこうと思います。

上場前・後の反社会的勢力の関与について、「実際に関与されてしまうとどのようなことになるのか」がピンと来ない方もおられると思います。
漫然と取引先のチェックや規程づくり等の体制づくりをするだけでなく、ウェブサイトや関連書籍を見て、「反社会的勢力と関わってしまうとこんな大変なことになる」という現実を知っておくことも有用かと思います。


今回は、参考ウェブサイトとして、
警察庁から公表されている『平成19年警察白書』における、
「反社会的勢力の証券取引への進出」に関する記事 を紹介します。

記事によると、

「共生者」という「暴力団関係企業以外にも、暴力団に資金を提供し、又は暴力団から提供を受けた資金を運用した利益を暴力団に還元するなどして、暴力団の資金獲得活動に協力し、又は関与する個人やグループ」が勢力を拡大しているそうです。

また、上場企業(大証二部のIC機器製造会社)に反社会的勢力が介入した事例が、簡単にですが紹介されています。
あまり上手な説明がされていないのでわかりにくいですが、公的なウェブサイトでもありご紹介しました。