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上場準備企業さんにおける中期経営計画及び予算の策定に関する参考書籍です。
事業計画の策定に関する書籍は、いくつか発行されていますが、
・起業時や中小企業向けの、銀行借入を主目的とするような事業計画の作り方
・VC等からの資金調達を主目的とするような事業計画の作り方
のような書籍が多く、これらの書籍に従って作った事業計画では、上場審査に適合するような充実した事業計画にはならないため、よい参考書があればと思っていたところでした。
本書は存在は知っていたものの、手に取ったことがなかったのですが、最近、執筆された監査法人さんから本書を頂戴したためじっくり読んでみました(有難うございました)。
(注:頂戴したので推薦しているわけではありません。)
専門的すぎず、易しすぎずのちょうど良いレベルの参考書籍だと思います。
中期経営計画の策定に関するおすすめ参考書籍です。
(経営者の方及び経営企画部門、経理財務部門、上場準備プロジェクトの方にお読み頂きたい本です)
以下、是非オススメの箇所です。
・成果が挙がらない事業計画書の例 (P24)
・完成した事業計画書よりも、策定した仮定でいろいろ考えること自体が非常に重要 (P33)
・事業計画書の策定手順 (P98、面白いイメージ図表です)
・役割と責任を明確にした体制 (P191)
・経営者が財務知識を身につけるメリット (P217)
・成果が挙がる事業計画の実際例 (P243〜)
上場に向けてどれくらいのボリューム(記載項目・分量)の中期経営計画が必要なのか、イメージが沸かない方は、付録の事例をご覧になるといいと思います。
(準備途上の多くの会社さんは、「こんなボリューム(記載項目・分量)が必要になるのか!」と驚かれるのではないかと思います)
(目次)
Part1:なぜ事業計画書をつくるのか
Part2:事業計画書の策定ポイント
Part3:経営スキルを活用して事業計画書をつくう
Part4:事業計画と「予算管理」を連動させる
Part5:効果的にPDCAサイクルを回す
Part6:決算書の作成を事業計画に生かす
付録:成果が上がる事業計画書の作成例
【参考記事】
IPO参考書籍(目次)