successIPO (IPO準備会社を応援するブログ)

IPOコンサルタントをしている公認会計士が、IPOを目指している(又はこれから目指す)企業さんやIPO業界関係者の方にとって参考になる情報を提供していきます。

(14) 読書録

(読書録)勝間式「利益の方程式」

昨今注目されている勝間和代氏の著書はこれまで何冊も読んでいますが、元同僚のブログで紹介されていたこともあり、本書も読んでみました。勝間式の「万能利益の方程式」として、 (顧客あたり単価−顧客あたり獲得コスト−顧客あたり原価)×顧客数 を説明し、…

(読書録)社長が求める課長の仕事力

しばらく前の日経新聞に本書の広告が大きく載っていたので読んでみました。著者の方は、約40年間で、社長や業績アップ・企業再生コンサルタントとしての立場で2,000社を見てきたそうです。目次は、このようになっています。 第1章 課長に求められるリーダー…

会社を替えても、あなたは変わらない

ジャスダック上場企業のオプトの海老根社長の著書です。 個人のキャリア形成についての、同氏の考え・メッセージが書かれた本です。『転職することだけで自分が成長する、すなわちキャリアアップできると信じていると信じている人が多いが、それは大きな間違…

(読書録)私が絶望しない理由

著名人9名へのインタビューをまとめた書籍です。 (渡邉美樹、たかの友梨、武田早雲、森永卓郎、大石佳能子、鈴木亜久里、中村紀子、清宮克幸、西室泰三)それぞれ、現在はそれなりに成功されている方々ですが、どん底の厳しい状況を乗り越えて現在に至って…

(読書録)人を動かす人になれ

日本電産社長の永守重信氏の著書です。 M&Aを多用しながら急成長してきた同社の経営について感心があったこともあり読んでみました。 感想としては、この人は凄いの一言です。 永守氏は1年365日仕事に賭けています。 まず自らに対して一切の妥協を許さない姿…

(読書録)やっぱり変だよ日本の営業(宋文洲)

ソフトブレーン(東証1部)の創業者である宋文洲氏の著書です。先日、ソフトブレーン社関係の方のお話をお聞きする機会がありました(その後本書を頂戴しました。有難うございました。)。営業の現場を、旧式の俗人的な営業スタイルから、ITを活用したプロセ…

(読書録)不思議なほど仕事がうまくいく「もう一言」の極意

06年10月までダイエーの会長兼最高経営責任者(CEO)だった林文子氏の著書です(同氏は08年3月にダイエー取締役副会長を退任されました)。ダイエー前の経歴は、自動車販売(BMW、フォルクスワーゲン)で伝説的な台数を売り上げたスーパーセールスレディとの…

(読書録)「法令遵守」が日本を滅ぼす

東京地検特捜部や長崎地検次席検事などを務められた郷原氏の書籍です。私たちからみると、「法令遵守」を叫ぶ側(検察)のお立場だった方が、このようなタイトルの書籍をだされるとは何だろう?と思い読んでみました。これまでに起こってきた「法令遵守」に…

(読書録)一生ものの仕事の習慣

一生ものの仕事の習慣中古価格¥43から(2014/9/9 00:16時点)船井総合研究所の社長の小山政彦氏の著書です。 同氏は、36歳という年齢で同社に入り、コンサルタントとして大活躍され社長にまでなられた凄い方です(現在もトップコンサルタントとして活動中)。…

会社は頭から腐る

産業再生機構のCOOだった冨山和彦氏の著書になります。昨今の日本企業の衰退は、強い現場がありながら、経営者(経営陣)が脆弱なために起こっているということを、長年のご自身の経験・苦労から力説されています。経営とは人の営為であるとし、各個人を動か…

(読書録)会社の品格

昨年12月に上場したリンクアンドモチベーションの小笹社長の著書です。 従業員に対する接し方を中心に会社の「品格」について書かれています。・従来の会社と従業員の関係 終身雇用 ↓ 年功序列の賃金体系、約束された退職金 ↓ 社員は辞めないことが前提 ↓ 雇…

(読書録)ここが変だよ日本の内部統制

バカ高いコンサル料、うなぎ上りのITコスト 本当にそれでいいの? まだ間に合う”正しい”日本版SOX法対策とは? という副題に惹かれてネット購入(衝動買い)したものです。 ところが、残念ながら私のイメージしていた内容とは違い、ちょっとがっかりでした。…

(読書録)小説会計監査

元中央青山監査法人の理事の方の著書です。 内容ですが、 第1章 ムトーボウ事件 第2章 ABC銀行消滅 第3章 大日本郵便公社民営化 第4章 月光証券会計不正スキャンダル と4つのストーリーが描かれています。小説と銘打っているものの、内容的には、実話をベー…

(読書録)本物の社員になれ! / 「理系」の転職

2冊の本を読みました(頂いた本です)。 2冊とも『縄文アソシエイツ』というヘッドハンティングの会社の方が書かれている書籍です。著者は異なるものの、どちらもその人の人生の事を考えた転職支援を心がけられているということが伝わってくる内容でした。…