successIPO (IPO準備会社を応援するブログ)

IPOコンサルタントをしている公認会計士が、IPOを目指している(又はこれから目指す)企業さんやIPO業界関係者の方にとって参考になる情報を提供していきます。

TOKYO AIMの近況 (続・続メビオファームは今・・・・・(超久しぶりに売買成立))

唯一のTOKYO AIM銘柄「メビオファーム」にて、先週超久しぶりに「市場」での売買が成立しています。

・2/7  10千株、@60円、売買代金 600千円
・2/8  10千株、@60円、売買代金 600千円
・2/10 10千株、@50円、売買代金 500千円

市場での売買成立は昨年10月以来ですので約4ヶ月ぶりです。
と言っても、超少額取引ですが・・・・
(なお、12月に「市場外取引」で78,800株の株移動が行われています(@90円))。

「上場企業」というものの、約4ヶ月株価が付かないこの流動性では・・・・と思うばかりです。

直近の株価 @50円で時価総額を計算すると163百万円となります。
(この局地的に付いた株価を用いて、会社全体の企業価値を語るのも不適当と思いますが・・・)

TOKYO AIMについては、沖縄県にてこんなニュース記事もあります。
県、上場審査企業設立へ 4月開設目指す沖縄タイムス
以下は記事の一部引用です。

県はプロ投資家向けの新興市場を運営する「TOKYO AIM(エイム)」に上場する際の審査業務などを担う指定アドバイザー企業「沖縄J―Nomad(ジェイ・ノーマッド)」の設立に向けた事業費として1億5400万円を2012年度予算に計上する方針を固めた。ITやバイオなど、県が新たなリーディング産業に位置付ける分野のベンチャー企業が円滑に資金を調達できる体制を整える。県産業振興公社や金融機関の出資を予定し、4月の開設を目指す。設立から3年間は県の補助で事業基盤を固める方針で、12年度に1社、13、14年度にそれぞれ2社の上場目標を掲げている。
 「AIM」は大手取引所より大幅に小さい3億〜5億円規模の調達を想定。手数料率も低く、中小・ベンチャー企業が資金調達しやすいのが特徴。だが、大手証券会社が運営する県外の「Nomad」での上場実績は全国で1件にとどまり、沖縄型上場モデルの確立が求められていた
???「中小・ベンチャー企業が資金調達しやすいのが特徴」???(まだ同市場で資金調達した会社はないのですが)
???「沖縄型上場モデルの確立が求められていた」???


【参考過去記事】
TOKYO AIM 第一号は、バイオVB「メビオファーム」(11/06/11)

メビオファーム TOKYO AIM 上場承認(11/06/26)

メビオファーム 上場時の増資を「中止」(11/07/09)

TOKYO AIM第一号のメビオファーム 初日は売り殺到で初値つかず(11/07/16)

メビオファーム(TOKYO AIM) 2日目も売り殺到で初値つかず(11/07/19)

メビオファーム(TOKYO AIM) 3日目もまだ初値つかず(11/07/20)

メビオファーム(TOKYO AIM) 異常事態 4日目も初値つかず(11/07/21)

メビオファーム(TOKYO AIM) ついに5日目で売買成立(初値は286円)(11/07/22)

メビオファームは今・・・・・(直近終値はなんと74円)(11/08/07)

続・メビオファームは今・・・・・(超久しぶりに売買成立)(11/10/05)