successIPO (IPO準備会社を応援するブログ)

IPOコンサルタントをしている公認会計士が、IPOを目指している(又はこれから目指す)企業さんやIPO業界関係者の方にとって参考になる情報を提供していきます。

投資マネーは、スマートフォンへ(日経記事)

本日(8/16)の日経夕刊にベンチャー企業向け投資に関する記事が出ていました。

スマートフォン、投資マネー呼ぶ(額を倍増・5年ぶり基金 VCが積極化)
というタイトルです。

以下、記事より引用です(下線は、私が付しました)。

国内のベンチャー企業向け投資が回復してきた。スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)や、ネット上の「口コミ」などソーシャルメディアを使ったサービスを企画・提供するベンチャーが新たな資金の受け皿になっている。新興企業に成長資金を供給するベンチャーキャピタル(VC)の投資額は、2008年秋のリーマン・ショック直前の水準まで回復。スマホの普及をきっかけに、滞っていた資金が流れ始めている。
国内のVCの業界団体、日本ベンチャーキャピタル協会によると、加盟するVC各社の投資実績は今年1〜3月が92億円。リーマン・ショック直前の08年7〜9月期(94億円)とほぼ同額まで回復した
一方で、金融機関系のVCは当面様子見の段階だ。ベンチャー投資が今後本格的に拡大するためには、「冷え込んでいる国内の新規株式公開(IPO)が活発になり、資金が回収しやすくなることが必要」との見方が多い。

この最近、米国では、ソーシャル系ベンチャーへの投資が活況(バブル?)と言われていますが、時間差でこれから日本においても「スマートフォン」、「ソーシャル系」、「クラウド・・・・」あたりのキーワードでベンチャー市場が活気づいてくるのではないかと、私も期待しています(玉石混交の世界でしょうが・・・)。