来年予定されているジャスダックとヘラクレスの統合に関して、
『JASDAQ・ヘラクレスの市場統合のあり方について』
という文書が大阪証券取引所とジャスダック証券取引所の連名で公表されています。
http://www.ose.or.jp/news2/news15266/091027_15266.pdf
概要としては、
・(新)JASDAQスタンダード =(旧)JASDAQ(884社)+(旧)ヘラクレススタンダード(77社)
・(新)JASDAQグロース =(旧)JASDAQ NEO(5社)+(旧)ヘラクレスグロース(74社)
という市場区分になるようです。
ジャスダック証券取引所のHPには、ジャスダック松本社長の貴社会見要旨が掲載されています。
http://www.jasdaq.co.jp/data/kaiken_youshi211027.pdf
●これは制度改正の骨子であり、今後、制度要綱として示していく
「・・・、我々の社内目標としては、年末までには皆さんにご提示したいと思っています。」
●新JASDAQは、通過市場ではなく最終市場としての位置づけを目指す
「・・・上位市場があって我々の新JASDAQがあるのではないと強く思っています。」
●将来的には外国語での開示も検討していく。
「ベースは英語でしょう。それも目指していきたい。」
これから、新興市場への上場を計画されている会社さんは、この動向には要注目でしょう。
【参考過去記事】
大証新興市場(JQ & ヘラ)、統合まで残り1年 (09/09/28)
大証とジャスダックの行方? (09/08/03)
ジャスダックと大証の行方は?(市場統合あり方委員会) (09/06/30)
ジャスダックと大証ヘラクレスの統合の行方は? (09/04/07)
ジャスダック−大証 「市場統合のあり方に関する委員会」 (09/03/12)
日証協がジャスダック株の大証への売却を決定 (08/04/11)