ジャスダック証券取引所のホームページに、
08年3月にジャスダック上場した物語コーポレーションの上場体験談が掲載されています。
(12月12日付けのメールマガジン「JASDAQ IPO WAVE〜新規上場通信〜」でも同内容が配信されています)
上場体験談として、同社の小林社長のコメントが掲載されています。
詳細は原文をお読み頂ければと思いますが、以下のテーマが書かれています。
1.上場しての感想
2.上場をとりやめる多くの方々
3.上場を目指した理由
4.最後に
「2.上場をとりやめる多くの方々」において、この最近上場を目指すのを止める企業が多いことについてその理由を、
(1) 業績 、(2) 調達額が見合わない、(3) 「上場がいや」と分かった
と分析して、小林社長の考察が書かれています。
この考察は、なるほどと思うものが多くとても参考になりました。
また、物語コーポレーションの上場については、
その上で、「2億8千万円程度しか」資金調達できず、また、上場後の「ランニングコスト4,500万円」、「自分(社長)が規制を受ける。(外から身内から)」などデメリットも多い中でも、
>> 周囲からは、そのような環境下で、なぜ上場したのか、上場して良かったのかという質問をよく受けます。この問いに対しては、いろいろな考え方もあろうかと思いますが、私自身は、上場して良かったと思います。
との感想を述べられています。
株式市況も悪く、上場計画を再考されている企業(経営者の方)も多いかと思いますが、最近上場を達成された経営者の生の声として参考とされればと思います。
このような情報が配信されてきますので、取引所のメルマガ購読はおすすめです。