『NEO上場体験談』 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング がジャスダック証券取引所のホームページに掲載されています(同取引所メルマガ「JASDAQ IPO WAVE」でも配信されています)。
NEO上場を達成した会社の体験談「株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」
同社の小澤社長がNEO上場の体験談を述べています。
これから上場を目指す会社さん(特に経営者)にとって、以下の部分は参考になると思います。
(体験談より以下引用)
IPOにより何が変わったか。多くの上場企業と共通すると思うが、代表的なものを3つ挙げる。
1.人材面の変化:社員のモチベーションと気概が向上した、新卒・中途採用ともに人材の質と幅が広がった。
2.資金調達の選択肢が増加:上場後は外資系を含む多くの証券会社、機関投資家とネットワークが広がり、資金調達の選択肢が確実に広がった。もちろん、銀行からの融資も受けやすくなった。
3.会社が永続するための基礎確立:企業にとり、ゴーイングコンサーンは命題である。永続するために、ガバナンスが強化され、信用度が増し、そして上述の1と2が連鎖しだした。
上場審査が厳しくなり、また、株価が低迷している昨今のIPOですが(「もはやIPOは目標ではない」というようなことも言われていますが)、それでも上場企業になることには多くのメリット(もちろんデメリットもあります)があるということを、最近上場した企業の経営者自身が述べている(実際には体験談には書けないようなこともいろいろあったのだと思いますが)という事実にも耳を傾けた方がよいのではと思いました。